初心者タムのラン日記

☆目指すはフルマラソンサブ3.5☆
齢四十の中年のささやかな日記です

昨年の記録

千葉マリンマラソンに出てから、2〜3月に「季節の恵みマラソン」(千葉、ハーフ)、「藍の里ふるさとマラソン」(羽生市、ハーフ)に出て1:46〜1:47でした。これらで気分を良くし早速フルマラソンの挑戦したいと思いましたがグッと堪えて来年まで楽しみをとっておく事にし、腕試しで30kmに挑戦です。2月の末にメトロ原木中山付近から江戸川沿いを松戸まで往復する30km走を行いましたが20km付近で脚が止まりました。いわゆるハンガーノックというやつです。休みながら何とか家に着きましたがそれでも2:57でしたので30kmの大会に出て2:45を切れたらサブ4も夢では無いと思いました。

4月になり「小山思川ざくらマラソン大会」(小山市、30km)に出場です。前二回のハーフはゴール後股関節が痛くなり電車の階段を昇るのがやっとという程ダメージを受けたので車で会場に向かいました。会場に着いてストレッチをしようとハムストリングを伸ばしたら左膝裏に肉離れ直前の違和感が発生。最初はゆっくり走りたかったのですが、号砲と同時に速そうな方々とロケットスタート、500m地点でキロ4'40”位のハイペースだったのでペースダウン。それでも5'00”位だったので速すぎです(後で大変な事になります)。その後はキロ5'10”前後で快走しましたが、20km付近で堤防の土手を上った途端一気に苦しくなりました。22km過ぎからは5'40”位にペースが落ち、ラスト1kmで肉離れが起きましたか何とか2:38でゴールしました。ゴール後が大変でした。シューズを脱ぐ時にしゃがんだ途端お腹から股間太腿が痙攣しました。箱根駅伝の5区の選手が痙攣を起こして悶絶しているのを見た事がありますが全く同じ状況でした。途中小さなジェルを一回だけ補給しましたが、バテてからは給水所で水をガブ飲みしており、脱力感(お尻の力も抜けてウ◯コが漏れそうな感じでした。汚い話でスミマセン)と吐き気がしたので、エネルギー切れと塩分不足で低ナトリウム血症になったのだと思います。ゴール後あと12km走ればフルマラソン距離クリアでしたがキチンと栄養補給すれば何とかなりそうな気がしました。またもう少し走り込みが必要と感じました。

月間走行距離は150〜170kmでしたが200kmに増やし平日も走ってお休みをなるべく3日開けないように年内は走り込みました。5月からメニューをこなし照準は10月末の金沢マラソンとしましたが残念ながら落選、今年は練習の一年にしました。

7月には「所沢8時間耐久レース」に出て約50km走りましたがまたまた塩分不足で痙攣が起こりました。これに懲りて塩タブレットは必ず携帯するようにしました。シューズは直感でサイズは25.5と端から決めつけていましたが初めてサイズを測って貰った結果26.0の3Eでした。そしてアシックスの「ライトレーサー TS5」を購入。15kmを試走したら終了間際に肉離れ。まだまだ筋力不足です。

夏から秋に掛けてはジムの先生に経済的なフォームを叩き込まれました。力を抜かなくては行けませんが最初身体が思うように動きませんでした。

あっと言う間に12月です。それそろスピードを上げようと思いました。本屋で岩本能史さんの本を読んで15kmビルドアップと坂道ランを行い、みやすのんきさんの本を参考に走り込み、クリスマスイブに28km走を行いました。本宅のある中野から高島平〜荒川沿い〜和光の周回です。アップダウンがありましたがキロ5'40”で走れました。最初3kmは6分半ばでウォームアップしたので実質5'10”〜20”位でした。走った距離は嘘を付かない事を実感しました。

正月になりハーフ距離を一人で走ったら1:50で一年前より約10分縮みました。その後も九段下から船橋まで27kmを朝食抜き途中ジェル一個でキロ5'40”で走りました。走り込みとキチンとしたフォーム、栄養補給と背丈に合ったシューズ、これら4つが重要と認識した一年でした。

走り始めたきっかけ②

膝を痛めてからマトモに歩けない期間が2週間、走れるまで4週間かかりましたが、その間にトレーニングの方法を考えました。そんなある日に本屋に入ったら福澤潔さんの「3時間切り請負人が教えるマラソンの極意」が眼に入ったので早速買いました。サブ4の場合頑張って走るのは週2回だけ。あとは40分ジョグだけで良いようであり、早速試す事にしました。これまでは平日走らずに土日頑張ってましたが一番悪いパターンのようでした。流石に週6日は無理なので3日開かないように走る事にして、1年以上継続しています。


2016年になり正月からコツコツ走りました。一度だけインターバルのようにかなり頑張って走ったら4分代で走れました。1月下旬のサンスポ千葉マリンマラソン10kmの部にエントリーしたので50分切りたいな〜と思い始めました。

さて千葉マリン本番。凄い人で最初の1kmが5分半でしたが徐々にペースが上がり結果は48分!練習より7〜8分縮まりましたがいわゆるアドレナリンが出たおかげです。

走り始めたきっかけ

数年前に東京勤務となりましたが、終電前に帰宅するので遅い夕食と飲酒、土日は家から動かず、といった生活を続けるうちに体重が10km増加しました。2015年の3月頃から「歩き方教室」なるトレーニングジムに通い始めました。最初は姿勢矯正のためにトレッドミルで歩いたり走ったりしていましたが、2ヶ月目辺りから先生にそろそろ目標を変えましょうと言われ「せっかくなので走れるようになりたい」と話したら、先生は元々大学の体育学部出身で陸上のコーチ経験があるとの事。その日からそれなりのトレーニングとなりました。

その頃から休日に5km〜10kmを走るようにしましたが、どれだけ頑張ってもkm6分半〜7分位でしか走れず毎回膝を痛めては休んでの繰り返しでした。腸頸靱帯炎というやつですね。しかも普段履きのスニーカーでした。

7月のとある日にシューズを購入したところkm5分台で走れるようになりました。そして8月末にGPS付き腕時計(EPSON SF-810)を購入。アプリにダウンロードする事で記録が蓄積されるので走るのが楽しくなりました。この頃から千葉に単身赴任を始めましたが10km、13km、18kmと距離が伸びてきました。


そして10月の連休に都内某所の自宅から練馬の光が丘公園までハーフマラソンの距離のジョグに挑戦しました。

14km付近で左膝内側に痛みが発生。ここで辞めれないのが初心者の悲しさで16kmで劇痛となりここでストップ。ジュース代しか持っていないため自宅までの5kmを歩いて帰りました。

3日経っても腫れが引かずマトモに歩けません。土曜日に接骨院にいったところ「鵞足部靱帯損傷で全治6週間」の診断。


プロ野球選手の怪我みたいでハンパ無い痛みとショックでした。ここまで鍛えた成果が水の泡と消えた気がしました。今思えば走るための筋力やフォームといった土台が出来ていなかったのが原因ですね。

(次回に続く)